

最適な提案を通じて、
製品の効率的な量産を支える
機種計画部 新機種企画課 生産技術の仕事【T.M】 2021年入社
※記事内容は取材当時(2025年3月)のものです
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現在の仕事内容を教えてください。
新機種企画課は、製品を高品質かつ競争力のある価格で提供し続けるために、仕様の検討や提案を行い量産工場の効率的な量産を支える部門です。具体的には、開発部門と協力しながらシートなどに使われる部品の形状やレイアウトを検討・改良していくことで、作業時の組み間違いや不良品の発生を未然に防ぎ、安定した製造が可能な仕様を構築していきます。また、グローバルに各拠点の情報を収集し、それを基に最適な組立工法の提案を行ったり、自動化技術を開発することによって、生産ラインの効率化、コストの低減につなげます。
会社の理念に「喜ばれる企業」とありますが、私たちにとってのお客さまは、各拠点で生産に携わっている工場の作業者だと考えながら、日々業務に取り組んでいます。
仕事の大変なことや、やりがいを教えてください。
新機種企画課は開発から生産までの工程を幅広く担っているため、責任の大きい点が大変だと感じます。私の仕事の進め方で、工場がその先何年も生産する製品の仕様が決定するため、小さな見逃しも許されません。
そのために必要な知識も膨大であり、設備構成の知識や、製品強度、材質の知識、拠点の違いによる現場での組み立てノウハウの違いなど、初めは分からないことだらけで何度も壁に直面しました。しかし、知らない分野については都度覚え、上長や先輩方にサポートしてもらいながら、無事に担当機種が量産を開始できた際には大きな達成感があります。苦労した点もまた、次機種の開発に活かしていくことができるため、大変だった分、自身の成長を感じられる点もやりがいに繋がっています。