入社後も学び続けながら
多岐に渡る業務を推進
開発試験部 材料開発課 材料開発の仕事【Y.I】 2016年入社
- ※記事内容は取材当時（2025年3月）のものです
これまでのキャリアを教えてください。
新卒の時は自動車ブレーキメーカーに入社しました。そこでは日本や欧米完成車メーカー向けブレーキ部品の開発を担当し、2年のアメリカ駐在も経験して約10年勤務しました。ブレーキは重要保安部品であり開発のやりがいはありましたが、ユーザーが直接触れることができる内装部品の開発に魅力を感じてテイ・エス テックに入社しました。以来、材料開発課に所属し、素材の機種適合評価や現地調達化活動、環境対応技術開発を担当しています。
現在の仕事内容を教えてください。
入社直後は、機種開発業務のサポートや金属調査・解析を任され、開発の流れや素材の知識を身に着けました。その後は少しずつ機種開発や先行研究・開発業務、現地調達化業務を担当し、製品に直結する検証・評価、さらには将来に繋げる技術開発なども行っています。現在は係長としてメンバーを束ねる立ち位置を任せてもらい、大変さはあるものの、円滑に楽しく前向きに、メンバーと業務に取り組むことにやりがいを感じます。
チームや部署の雰囲気を教えてください。
お取引するお客さまが増えたことに伴う開発要素が増加傾向にある中で、将来に向けた環境対応技術開発も必要とされており、決して楽な仕事ではありません。ですが、個々が前向きに取り組み、助け合いながら目標を達成しようという団結力があります。私は、比較的若手メンバーが多く在籍する新機種開発を主軸とするチームの係長を務めていますが、困難な状況でもメンバーが能動的に努力する姿勢が伺えて、私もそれに応えようと明るく頑張れる環境です。
今後の目標はありますか？
材料開発課では材料・部品特性・部品の生産工程など多岐にわたる知識を得られます。また、強度や商品性の検証にも携わる機会が多く、シートに求められる性能面の知識も広がりました。ですが学ぶべきことは沢山あると感じているため、今後は他部門の業務領域にも深く関わりながら知識や知見を身に着けていきたいです。将来的には全体的なシート開発を推進するプロジェクトリーダーも経験したいと感じています。
